ガソリン小売価格 世界マップ
スライダーを動かして、開戦前(T0)から5週間後(T3)までのガソリン価格の変化を確認できます。国をホバーすると詳細データが表示されます。
ガソリン価格 上昇率マップ
開戦前(T0)と比較した各国の価格上昇率(%)を可視化。補助金・統制価格国と自由市場国の差が一目でわかります。
地域別 平均上昇率(T3)
開戦5週間後の平均価格上昇率を地域別で比較。アフリカ・東南アジアなど新興国ほど影響が大きい。
なぜ国によって影響が違うのか
ガソリン小売価格は「原油コスト」「税金」「流通マージン」で構成される。原油価格が上がった時にどれだけ小売に転嫁されるかは、各国の税率(tax_share)、原油依存度(crude_share)、転嫁率(pass_through)で決まる。
税率が高い国(欧州)
小売価格に占める税金が50〜70%。原油が上がっても税金部分は変わらないので、上昇率は低めに見える。ただし絶対価格が高い。
原油依存度が高い国
crude_share(原油コスト比率)が80%超の国は、原油高がダイレクトに響く。ミャンマー、カンボジア、ラオスなどが該当。
補助金・統制価格
39カ国が何らかの価格統制を実施。パススルー率(pass_through)が低いほど消費者への転嫁が少なく、財政が吸収する。
シミュレーション式
各国の小売価格変動は以下の計算式で推計しています:
retail_change = base_price × (1 - tax_share) × crude_share × pass_through × oil_pct_change
ここで oil_pct_change は Brent原油の変動率(例: T1では (105-67)/67 ≈ 56.7%)。補助金国はパススルー率が低く設定されており、価格上昇が抑制されます。
データソースと手法
データソース
ベースライン価格(T0): GlobalPetrolPrices.com(2026年2月末時点)
原油価格: EIA Short-Term Energy Outlook / ICE Brent Futures
税率・補助金情報: IMF, IEA Energy Subsidies Database, 各国政府公報
パススルー率: 過去の原油高局面における実績値を参考に推計
留意事項
本データは推計値であり、実際の小売価格とは乖離がある場合があります。特に補助金国のパススルー率は政策変更により大きく変動しうるため、あくまで「原油高の影響度シミュレーション」としてご参照ください。為替変動の影響は考慮していません(USD建て統一)。